Record China 2019年11月4日(月) 21時0分
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3日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、カナダのドラッグストアで中国系の店員が白人女性客から「黙れ、中国語を話すな」と罵声を浴びたと報じた。資料写真。
2019年11月3日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、カナダのドラッグストアで中国系の店員が白人女性客から「黙れ、中国語を話すな」と罵声を浴びたと報じた。
同アカウントは、あるネットユーザーが先日バンクーバー近郊のバーナービーにあるドラッグストアで撮影したというトラブル現場の動画を紹介した。
動画には、白人女性がカウンターの中国系女性店員に対して強い口調で「中国語をしゃべるな、ここはカナダだ」「私の前で中国語をしゃべるな」「黙れ!」などと要求している様子が映っていた。さらに、「出て行ってくれ」と求めた別の店員に対して女性客は「私と話したければマネージャーを呼べ」と叫んでいた。
同アカウントは、この件についてカナダ英字紙トロント・サンが10月30日に報じたこと、トラブルの原因がこの女性客の対応をする際に店員間で中国語を使ってやり取りしたことだったと伝えている。
この件について、中国のネットユーザーからは「人種差別だ」「無礼だ無礼だ言ってるけど、あんたこそ無礼だ」「カナダでは英語しか話すな、これが最も耳にする差別の言葉」「もう中国人店員のいる店に来るなよ。そして中国製品も使うな」など、女性客に対する厳しい非難の声が寄せられた。また「罵声を浴びた女性店員がなすすべもなく立っている姿に心が痛む」など、女性店員に同情するユーザーも見られた。
さらには「ごく普通のこと。多くの欧米諸国は中国人に対して友好的でない」との意見も。一方で「確かに女性客は人種差別のきらいがある。ただ、他人の前でその人が分からない言葉を使ってその人についてあれこれ話すというのは、確かに礼儀がなっていないとは思う」とし、店員側にも落ち度があるとの見方も出ている。(翻訳・編集/川尻)
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