韓国人音楽家の中国行きビザ下りず?実際は申請もしていなかった―韓国メディア

Record China    2019年11月1日(金) 18時40分

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31日、環球網は、韓国の音楽家が中国への入国ビザ発給を拒否されたとする問題について、韓国メディアが「そもそもビザ申請をしていなかった」と報じたことを伝えた。写真は韓国のパスポート。

「韓国人音楽家が中国への入国ビザ発給を拒否された」と報じられた問題について、韓国・聯合ニュースは10月31日、「そもそもビザ申請をしていなかった」と報じた。同日付で、環球網が伝えた。

米AP通信は先日、中国公演を計画していた米大学の管弦楽団に所属する韓国人音楽家が中国入国ビザ発給を拒否されたとし、その理由について同大学の学長が「THAAD(高高度防衛ミサイル)による対立」との見方を示したと報じた。

しかし、聯合ニュースによると、31日に韓国外交部が「韓国人メンバーを含む、公演の関係者全員が、中国にビザ申請をしていなかった」とコメントし、学校側と中国の外交当局に対して事実関係の確認を求めていることを明らかにした。

この件について、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は30日の記者会見で「THAAD問題でビザ発給を拒否」とされたことを否定し、「昨年の訪中韓国人は419万3000人。THAADを理由に韓国人のビザ発給を拒否していたならば、彼らはどうやって入国したのか」とコメントしていた。(翻訳・編集/川尻

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