Record China 2019年10月31日(木) 12時0分
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10月31日未明、沖縄県那覇市の世界遺産・首里城で火災が発生し、正殿や北殿、南殿が全焼した。これを受け、中国のネット上でも悲しみの声が次々に寄せられている。写真は首里城の火災。
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10月31日未明、沖縄県那覇市の世界遺産・首里城で火災が発生し、正殿や北殿、南殿が全焼した。中国メディア・環球時報は「熊本城に続き、またしても日本の城が崩壊」という見出しで伝えた。中国のネット上でも悲しみの声が次々に寄せられている。
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首里城は第2次世界大戦の沖縄戦で焼失したが、戦後に復元された。また、昨年には正殿の漆の塗り直しが行われたばかりだった。今月27日からは、恒例行事である「首里城祭」が開催され、来月3日まで続く予定だった。火災の原因はまだ分かっていないという。
31日朝、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも多くのアカウントが伝えた。「沖縄の首里城で大火災」というワードは一時、微博の検索キーワードランキングの上位に入った。
中国のネットユーザーからは、「これが本当に起こってしまったと信じたくない」「再建されたものといえど、残念でならない」「世界に誇る文化遺産が…。本当に心が痛い」などの悲痛な声が寄せられた。
また、「まさに今度行こうというところだったのに。首里城をこの目で見ることがかなわなかった」「どうかけが人が出ませんように」といったコメントも見られたほか、「東洋の木造建築は本当に脆弱(ぜいじゃく)で、修復や再建をするにしても十分な研究や資材が必要になる。一日でも早く回復した姿が見られますように」という声も上がった。
さらに、重要な文化が失われたという点で、今年4月に起こった仏パリのノートルダム大聖堂の火災や、7月の「京アニ」放火事件を想起したネットユーザーもいた。このほか、台風19号などの影響により今月は日本各地で甚大な被害が発生していることを受け、「最近の日本は災難続きだ」とコメントしたユーザーもいた。(翻訳・編集/岩谷)
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