2013年8月12日、韓国の未来創造科学部と科学技術企画評価院(KISTEP)は、各国の科学技術水準を比較した「2012年度科学技術評価」を発表した。その中で「韓国が中国より1．9年先行している」と評価されたことに対し、韓国のネットユーザーは「中国の技術を過小評価している」「笑っちゃうぜ」と反発、自国を揶揄している。中国紙・環球時報（電子版）が伝えた。

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国家戦略技術120項目を比較すると、韓国は29項目で中国より3〜7年先行し、68項目で1〜3年先行。9項目で1年未満の先行となり、13項目で中国が韓国よりも先行した。米国の技術レベルを100とすると、EU（欧州連合）は94．5、日本93．4、韓国77．8、中国67となった。

こうした結果について、一部の学者は「中国は30年間で素晴らしい発展を遂げた。しかも欧米の助力を受けず、独自開発の技術でこれを実現した。中国は今後も発展を続けるだろう」と予想。「韓国では優秀な学生は医者か弁護士になる。工学などの技術畑に進む人間はいないだろう」と韓国の将来を憂う声や、「韓国のやった調査だから、こんな数字になるんだ。中国は1970年代に人工衛星を打ち上げている。それなのに宇宙分野で韓国との差がわずか数年先行とは笑わせる。数十年先だろ」という声も。「中国は海外留学した人材が豊富で、資金も潤沢だ。将来は日本をも脅かす存在になるだろう」と予想する声も上がっている。（翻訳・編集/本郷）