「私を長江に捨てて!」妻の自殺をほう助した70代の男性に懲役4年―湖北省武漢市

Record China    2013年8月13日(火) 20時30分

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12日、中国・湖北省武漢市の70代の男性が、妻の自殺をほう助した罪で4年の懲役を言い渡された。資料写真。

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2013年8月12日、中国・湖北省武漢市の70代の男性が、妻の自殺をほう助した罪で4年の懲役を言い渡された。武漢晩報の報道。

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男性は足や目に障害があり、これまでは67歳の妻が身の回りの面倒をみていたが、今年の旧正月から不調を訴えていた妻は、病院でがんと診断された。妻は幾度となく夫に対し「自分を長江に捨ててほしい」と懇願したが、夫はなかなか応じなかった。そこで妻は、「これまでの人生、私は何でもあなたに従ってきた。これだけは私のいうことを聞いて」と説得。そして4月14日の早朝、男性は妻を川に連れて行き、入水自殺をほう助した。

その後、通報によって妻の遺体が引き揚げられ、溺死と断定された。男性は「殺意はなかった」と主張し、3人の子供たちも、彼らが扶養義務を果たせなかったために悲劇が起きたと述べ、父親に対する寛大な処分を懇願している。

6月、地元の司法機関は男性の行為を「故意の殺人」と断定。しかし、悪質ではなく、高齢で体が不自由な点も考慮して刑務所外での服役を決定した。中国では、自殺ほう助は一般的に故意の殺人と見なされることが多い。情状が酌量されれば、3年以上10年以下の懲役が言い渡される。(翻訳・編集/内山)

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