Record China 2013年8月8日(木) 12時50分
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5日、中国のあるスーパーマーケットで、未会計の商品を食べてしまった幼児が「泥棒扱いされた」として、その母親が警備員に土下座して謝罪するよう要求、店舗側との大騒動に発展した。資料写真。
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2013年8月5日、中国のあるスーパーマーケットで、未会計の商品を食べてしまった幼児が「泥棒扱いされた」として、その母親が警備員に土下座して謝罪するよう要求、店舗側との大騒動に発展した。7日付で現代金報が伝えた。
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店舗側への取材によると、騒動が起きたのは5日夜のこと。2歳くらいの幼児を連れた母親と祖母と思われる女性が、浙江省寧波市にあるスーパーで会計を済ませて店を出ようとすると、「子供が食べたフルーツゼリーの代金が未払いだ」と警備員から呼び止められた。母親が支払いに応じると、「(未払いの商品を食べてしまい、後払いしたことを)記録をとる必要がある」と言われて事務室に連れていかれた。この対応に、母親は自分たちが泥棒扱いされたと解釈して激高、警備員に土下座して謝罪するよう要求した。
怒った母親が電話で夫を呼び出すと、夫は2000元(約3万2000円)の慰謝料を要求。店舗側との話し合いは折り合いがつかず、結局当事者たちが派出所を訪れ、警察による仲介で協議が行われた。しかし、双方の意見は真っ向から対立、店舗側は慰謝料の支払いに応じなかったため、父親は訴訟を辞さない構えだという。
立ち会った警官は「警備員の対応も妥当性を欠き、問題点があった」とした上で、「母親も興奮して手を上げようとするなど、双方に非があった」と語った。騒動の目撃者がこの一件についてミニブログに書き込んだこともあり、インターネット上でも反響が広がっているが、大部分の人は「責任は双方にある」とみている。(翻訳・編集/碧海)
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