自分で作った“地下室”に女性を監禁、11日間にわたって繰り返し暴行―浙江省嘉興市

Record China    2013年8月8日(木) 0時41分

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6日、浙江省嘉興市の村で発生した婦女暴行事件について、浙江在線が特集記事を発表した。容疑者の男は、借りていた部屋の地下に穴を掘って地下室を作り、そこに女性を監禁して11日間にわたり性的暴行を繰り返していた。写真は問題の地下室。

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2013年8月6日、浙江省嘉興市の村で発生した婦女暴行事件について、浙江在線が特集記事を発表した。容疑者の男は、借りていた部屋の地下に穴を掘って地下室を作り、そこに女性を監禁して11日間にわたり性的暴行を繰り返していた。

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事件は6月22日に発生した。容疑者の陳小龍(チェン・シャオロン)は36歳、河南省信陽市から出稼ぎに来ていた。同日夜10時頃、嘉興市内のカラオケ店の入り口で輪タクの客引きを装って18歳の被害女性を連れ出し、地下室に監禁した。

容疑者が作った地下室は、目測で高さ約1.5メートル、幅約1メートル、奥行き約3メートル。四方の壁はセメントで固められ、天井は木綿生地の掛布団で覆われ、床にはカーペットが敷かれていた。被害女性は鎖で縛られていたが、持っていた爪切りで鎖をこすり続けて脱出を試みた。同月23日にようやく鎖が切れると大声で助けを求め、声を聞きつけた周辺住民が警察に通報して11日ぶりに救出された。

容疑者の部屋の階上には、家主の77歳の女性と息子が暮らしていたが、異変には全く気付かなかった。部屋を借りに来た時の印象は悪くなかったが、ある時から不愛想で険しい表情になり、人が変わったように感じたという。

7月25日、嘉興市秀洲区検察院は容疑者の逮捕許可を決定。男は警察での取り調べに対し、ネットの恐怖小説やSF小説の影響を受けて犯行に及んだと供述した。記事は、事件の原因はあくまでも容疑者個人の性格によるものとしながらも、残虐性や暴力性を含むさまざまな情報が氾濫し、しかもそういった情報に誰でも自由に接することのできるインターネットの危険性についても指摘している。(翻訳・編集/碧海)

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