Record China 2007年4月25日(水) 9時49分
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2007年4月24日、江蘇省南京市内を流れる秦淮河が一夜にして水質が急変、大量の魚が水面に浮かび上がった。時ならぬ大漁に釣り客が殺到した。
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2007年4月24日、江蘇省南京市内を流れる秦淮河が一夜にして墨汁のように真っ黒になり、異臭が立ち込めた。本来は澄んだ川で、魚も多く棲んでいるが、水質の急変により大量の魚が水面に浮かび上がり、のた打ち回った。
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同地区の環境保護局の調べで、上流域の汚水処理場建設にともない、生活廃水を一時的にポンプで秦淮河へ流していたことが判明した。水質が富栄養化したため、水中の酸素がなくなり、魚が酸欠状態に陥っていた。この状態を改善するためには上流の水門を開けて揚子江の水を引き込み、汚水を押し流す作業が必要だという。
付近の住民は、昨日まできれいだった川が一夜にして真っ黒になったことにも驚きを隠せないが、それよりも水面にこれほど多くの魚が浮かんできた今こそチャンス、とばかりに早朝から釣竿や網を持った人が押し寄せ、魚の捕獲に大わらわ。大物の鯉が上がると歓声を上げ、時ならぬ大漁を楽しんでいた。(翻訳編集・WF)
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