最高視聴率を更新したドラマ「半沢直樹」、4つの見どころ―中国メディア

Record China    2013年8月6日(火) 10時40分

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5日、南方都市報によると、今月4日に放送された日本のTBS系ドラマ「半沢直樹」第4話の視聴率が27.6%に達し、今年に入り放送された日本のドラマの最高視聴率を更新した。資料写真。

2013年8月5日、南方都市報によると、今月4日に放送された日本のTBS系ドラマ「半沢直樹」第4話の視聴率が27.6%に達し、今年に入り放送された日本のドラマの最高視聴率を更新した。主人公を演じる堺雅人の人気は向かうところ敵なしといった感がある。



中国版ツイッター・微博(ウェイボー・ミニブログ)ユーザの「@剣心_HK」さんは、ドラマ「半沢直樹」大ヒットの理由を、以下4点に取りまとめた。

1・壮絶で真剣勝負そのものの「男と男の闘い」が全面的に描かれている。男は社会に出て死に物狂いに働き、目標達成を最優先させ、手段を問わず、最も手っ取り早く確実な方法でライバルの息の根を止める。この明快なリズムと爽快感が、ドラマに活気を与えている。「半沢直樹」は、全身全霊を闘いに賭ける、正真正銘の「男の闘い」を描いたドラマだ。



2・白黒がはっきりしており、痛快感が大きく、誰が善人で誰が悪人かが一目瞭然、視聴者は即座に敵と味方を見分けることができ、善者と悪者の対決に100%感情投入ができる。悪者は決して良い子ぶることなく、いかにも卑劣で恥知らずな面構えをしており、視聴者に「出会ったら一発殴ってやりたい」と思わせるほどの徹底した悪党ぶりだ。これにより、主人公が反撃して悪者をやっつける時の爽快感がさらに高まる。



3・最大の苦境に立たされ、視聴者はハラハラドキドキする。堺雅人演じる主人公の半沢直樹が、5億円の融資焦げ付きの責任を負わされる。5億円を回収できなければ、彼の銀行マンとしてのキャリアは一巻の終わりだ。崖っぷちに立っても闘いに挑む姿に、視聴者は手に汗を握り、成り行きをハラハラドキドキしながら見守る。



4・手段は選ばず、リアリティー感が強い。半沢直樹の反撃は、熱情に任せたのものではなく、練りに練り上げた計略によるものだ。第1話から第3話までに、身内にスパイがいることを見抜き、相手を心変わりさせるために策略を練り、懐柔策で部下を降参させた。電話通話の録音で致命的な一撃を与え、さらには、恐喝まがいの行為やマスコミとの裏取引も行われるなど、「職場の闘い」が生々しく描き出されている。

◆豆知識



ドラマ「半沢直樹」のディレクターを担当している福沢克雄氏は、1万円紙幣に肖像が印刷されている福沢諭吉の玄孫。

◆ドラマ「半沢直樹」について



ドラマ「半沢直樹」は、直木賞受賞作家・池井戸潤氏の人気小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」と原作とするドラマで、福沢克雄氏がディレクターを担当、堺雅人が主演した。バブル経済時代に東京中央銀行に入行した銀行マン・半沢直樹が、銀行内外の「敵」と闘いながら、自らの信念を貫き進み続けるというストーリー。2013年7月7日から、毎週日曜夜9時にTBSテレビ系で放送されている。



◆堺雅人に関して



ドラマ「半沢直樹」で主人公の半沢直樹を演じる堺雅人は、今年40歳を迎えた日本の実力派俳優。中国文学を専攻していた早稲田大在学中は、「早稲田のプリンス」と呼ばれていた。主な出演作品は、「篤姫」「南極料理人」「武士の家計簿」「リーガル・ハイ」などで、各種演技賞をたびたび受賞している。2013年4月、女優の菅野美穂と結婚した。(提供/人民網日本語版・翻訳/ KM・編集/武藤)

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