中国・清王朝の愛新覚羅氏の一族で、書家、画家として世界的に著名な金偉國氏が8月下旬、来日し、書道展を開催する。金氏は雄大かつ洒脱な「形韻書法」と「雪花書法」を生み出し、作品は「流れ動く芸術」と称される。

【その他の写真】

金氏は1949年生まれ、9歳から書道、水彩画を始め、詩人、哲学者、写真家としても活躍。80年代にオーストラリアに移住。現在、オーストラリア・中国文化経済発展促進会会長を務める。作品集に「金偉國書法精品集」「金偉國七言絶句千首」など多数。英ケンブリッジ国際伝記センター（IBC）、米国際伝記研究所（ABI）の1996〜97年度「国際名人賞」「国際1000人優秀知識人賞」に選出されている。

広く各方面の長所を取り入れ、何者にも屈しない剛直な性格と博愛平等の心によって、伝統的な書法から抜け出し、独特の書法である「形韻書法」と「雪花書法」を生み出した。その書は勢いがあって雄大、そして洒脱。まるで雪の花が舞っているようであり、生き生きとしており、「流れ動く芸術」と称される。

「金偉國書道展」の開催要領は以下の通り

日時・8月31日（土）午後1時〜7時（揮毫午後2時半、4時半）

場所・「なかのゼロ」美術ギャラリー西館2階（東京都中野区中野2−9−7＝JR中野駅徒歩8分）

料金・無料

問い合わせ・中国気功養生センター・電話03―5306―1891

（取材・編集/SK）