日本人視覚障害者が兵馬俑の像に触れたことに批判集まる―陝西省西安市

Record China    2007年4月25日(水) 10時25分

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2007年4月22日、日本からやってきた全盲の視覚障害者7人が、陝西省西安市の兵馬俑を訪れた。視覚障害を持っている彼らは兵士像を手で触ることで体験したが、この行為が国宝である兵馬俑に被害を与えないかとの疑念の声があげられている。

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2007年4月22日、日本からやってきた全盲の視覚障害者7人が、陝西省西安市の兵馬俑を訪れた。視覚障害を持っている彼らは兵士像を手で触ることで体験した。長年の宿願がかない、皆大喜びだった。兵馬俑では以前から全盲の視覚障害者に実際に触って観覧してもらう企画を実施していたが、日本からの参加者ははじめてという。

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この報道に、中国の一部市民から、国宝である兵馬俑の兵士像は触ることが禁じられている、彼らが触ることが重大な被害につながるのではないかとの疑念の声があがっている。***

秦始皇兵馬俑博物館・田静(ティエン・ジン)副館長はこの疑念に答えた。「以前から国家元首や視覚障害者など一部参観者には、像に触れることを許可している。もちろん兵士像を守るために十分配慮している。触ることを許可した兵士像は色が完全に落ちたもの。触るときには手袋をつけてもらい、力を入れないように注意してもらっている。もちろん彼らが兵士像を触れている間、専門の学芸員が付き添っている」と述べた。また、これらの活動は陝西省文物局の許可を受けたもので、問題はないと考えているとコメントした。(翻訳/編集・KT)

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