2019年10月9日、韓国・トップスターニュースによると、サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカムが韓国を訪れイベントに出席したが、対面する予定だった韓国の人気ガールズグループが遅刻したため、取材陣がボイコットする騒ぎとなった。

2年ぶりに訪韓したベッカムは同日午前11時半から、ソウル市内のショッピングモール「永登浦タイムスクエア」で開かれたアディダス70周年記念イベントに出席した。記事によると、ファンとの写真撮影など順調にプログラムをこなしたが、11時55分に登場する予定だったガールズグループ「ブラックピンク（BLACKPINK）」が遅刻。ベッカムがブラックピンクの到着を待つ状況になったという。結局、ブラックピンクは20分後に到着したが、さらに10分以上経過してもイベントが再開されなかったため、集まっていた取材陣はボイコットしたという。

ブラックピンクはアディダスのグローバルアンバサダーに就任している。ブラックピンクのファンらからは「彼女たちは会場に遅刻したのではない」と主張する声も出ているというが、記事は「主催者側から当日配布された予定表によると、やはりブラックピンクの遅刻は事実のようだ」と指摘している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ブラックピンクがあのベッカムを？」「ベッカム、ごめんなさい（泣）」「いくら引退したと言ってもベッカムだぞ」「ベッカムは時間どおり来てるのに、ブラックピンクが遅刻？」「偉くなったものだね」「今は韓国で活動してないのに、どうして遅刻するんだ？リアーナの遅刻や、クリスティアーノ・ロナウドの韓国での試合欠場のことをみんな悪く言ってたけど、今度は韓国が海外から悪く言われるよ」「ロナウドの時のように、ブラックピンクがたたかれる番だな」など、ブラックピンクへの批判が殺到している。

一方で「連休中で交通事情も悪かったし、台風の影響もあったのに、対応が未熟だったんだ。でも、ここまで非難することじゃないと思う」「何か誤解があったようだ。魔女狩りのようなことは自制しよう」など擁護のコメントも見られた。（翻訳・編集/麻江）