Record China 2013年8月3日(土) 17時0分
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1日、中国人民解放軍・海軍で実施された調査によると、空母で活動する9割以上の男性兵が女性兵と一緒に仕事をすることに賛成していることがわかった。写真は「遼寧艦」の女性艦員用宿舎。
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2013年8月1日、中国人民解放軍・海軍で実施された調査によると、空母で活動する9割以上の男性兵が女性兵と一緒に仕事をすることに賛成していることがわかった。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの報道を新華網が伝えた。
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中国紙・中国婦女報の調査によれば、男性兵の91%が、女性兵の存在は心理的健康に良い影響を与えていると考えていることがわかった。また、93%が、女性兵は中国の軍事外交を向上させるのに役立っていると答え、95%の人は、空母で仕事をする女性兵の数を増やすことが艦員全体の関係改善につながると回答した。
国連では艦船での男女比について、7対3を推奨している。しかし、同紙の報道によれば、中国初の空母「遼寧艦」で働く女性兵の割合はわずか5%。中国本土では1991年から軍艦での勤務に女性兵を配置しているが、大部分は医療服務に携わっている。2008年以降に女性兵の活動範囲は徐々に広がり、インド洋北西のアデン湾で海賊を取り締まる活動にも従事するようになった。
元海軍関係者によれば、中国の軍艦で働く女性兵は10%以下で、彼女たちの存在が全艦員の士気を高めていることは確かだとした上で、「軍艦での1回の通常任務は、平均10日前後から長ければ数か月間。もし艦内がすべて男性兵ばかりならば、船上生活は非常に味気ないものになる。ささいなことからいざこざも発生しやすくなるだろう」と語った。一方、評論家は、空母で活動する女性兵を増やすのであれば、関連部門が相応の安全対策を行う必要があると指摘する。女性兵が男性兵から非礼な扱いを受ける可能性を否定できないからだ。
なお、調査した女性兵の81%は空母での仕事を希望している。彼女たちは空母での仕事にやりがいを感じ、同時に誇らしさも抱いているようだ。(翻訳・編集/碧海)
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