「中国がくしゃみをしたら地球が驚く」ジャッキー・チェンの放った愛国発言、香港人の感情を逆なで

Record China    2019年10月5日(土) 22時0分

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中華人民共和国の建国70周年にあたって、ジャッキー・チェンが放った「中国がくしゃみをしたら地球が驚く」という愛国発言が話題を呼んでいる。

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中華人民共和国の建国70周年に当たって、ジャッキー・チェン(成龍)が放った「中国がくしゃみをしたら地球が驚く」という愛国発言が話題を呼んでいる。

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今月1日に建国記念日の「国慶節」を迎えた中国だが、今年は70周年の節目の年となり、北京市では大がかりな閲兵式とパレードも行われた。これを祝ってネット配信中の有名人によるインタビュー特集「1949-2019光陰的故事」では、ジャッキー・チェンも昔を振り返り、思い出を語っている。

この中でジャッキー・チェンは、ハリウッド進出で虐げられた過去、庶民が貧しかった時代の中国で初めて映画を撮った時のエピソードなどを紹介。「今のハリウッドで、『それは中国で受け入れられないよ』と突っぱねれば、彼らはすぐさま変更してくる」と、現在は世界第2位の映画市場となったことで、ハリウッドも頭を下げて迎合してくることを語っている。

さらにジャッキー・チェンは、世界的に大きな影響力を持つようになった中国について、誇らしい思いを強調。「本当に大きな変化だ。以前は誰にも相手にされなかったのに、今は中国がくしゃみをしたら地球が驚く。僕らの中国は大国だ。僕らはあくまで謙虚に、強国だとは認めていないが、それでも僕は大国で強国だと思ってる」と語っている。

香港では6月以降、逃亡犯条例改正案への反対運動を端緒に、香港政府への抗議活動が若者を中心に続いている。それだけに香港出身のジャッキー・チェンのこの発言を香港メディア各社も大きく報道しており、人々の神経を逆なでするものとなっている。

なお、ジャッキー・チェンは香港での抗議活動について今年6月、「大きなデモがあったと聞いたが、詳しい事情は知らない」と台湾メディアのインタビューに対して語り、それ以降は一切発言していない。(Mathilda

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