eスポーツ大会で新人が無礼な態度、中国メディアが「福原愛さん」を引き合いに批判

Record China    2019年10月4日(金) 14時40分

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3日、新京報は、中国で行われたeスポーツの大会で、試合後に選手が相手と握手しなかったことが物議を醸していると報じた。

2019年9月3日、新京報は、中国で行われたeスポーツの大会で、試合後に選手が相手と握手しなかったことが物議を醸していると報じた。

記事によると、3日早朝に終了したゲーム「王者栄耀」プロ秋季リーグのeStarPro―Hero戦で、Heroが接戦の末に敗れて今シーズン初黒星を喫した。しかし、試合後にHeroの新人選手・曽湘軍(ザン・シアンジュン)が相手メンバーの張聡(ジャン・ツォン)と握手をしなかったことが問題になった。

曽は直ちにSNSで謝罪をするとともに「とても疲れていて反応できなかった」と釈明したが、当時の映像を見たネットユーザーらはこの言い訳を認めず、「試合に負けただけでなく、品性でも負けた」と厳しい言葉を浴びせているという。

記事は、「試合よりも友好を重んじる姿勢や試合後の握手は、各種の伝統的なスポーツ競技において随所に見られる。これが選手同士を友人にしているのだ」とし、「たとえば卓球。日本の福原愛さんは8歳で中国に学びに来て、東北弁を会得したほか、中国で非常に可愛がられた。試合会場で福原さんは頻繁に中国選手と友情を深めていた。王楠(ワン・ナン)が結婚した時には介添人まで務めた」と伝えた。

そして、「eスポーツでは新人が露骨に感情を表すことがよくある。しかしプロ選手としてこれは改めるべきことだ。今回の件は、プロの選手やチームに対し、eスポーツにおいてもスポーツマンシップが重要だという警鐘を鳴らした」と評した。(翻訳・編集/川尻

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