中国で異常な酷暑、国土の3分の1がバーベキュー状態―シンガポール紙

Record China    2013年7月30日(火) 15時40分

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29日、7月に入ってから中国の多くの地域で40度前後と異常に高い気温が続いており、国土の3分の1にまで拡大している。資料写真。

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2013年7月29日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、7月に入ってから中国の多くの地域で異常に高い気温が続いており、国土の3分の1にまで拡大している。42の市・県で、7月の連続猛暑の日数が記録を更新した。

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浙江省、重慶市、上海市、湖南省など各地で最高気温が40〜42度に達しており、特に浙江・湖南両省などでは猛暑が20日以上も続いている。湖南省長沙市では1カ月近くもの連続猛暑となっており、気温が下がるのは1週間余り後の立秋の頃になる見込みだ。

また、中国中央気象台は北京市や天津市、河北省中南部、黄淮地区西・南部、江淮地区、江漢地区、江南地区の大部分、貴州省東北部、四川省東部、重慶市、陝西省南部、新疆ウイグル自治区南部の盆地などに高温警報を継続して出しており、40度前後と異常に高い気温が続くことへの警戒を呼びかけている。

今年は亜熱帯高気圧が強く、長期にわたって長江流域にとどまっていることに加え、大きな台風や暴風雨がないことから各地で「バーベキュー状態」になっていると専門家は指摘している。気温の高い地域では熱中症などによって病院を訪れる人が急増しているほか、電力や生活用水の使用量も激増している。(翻訳・編集/岡田)

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