「F-16戦闘機は1対1なら絶対にJ-20戦闘機を倒せる」、台湾軍の主張は「幻想」と中国メディア

Record China    2019年9月25日(水) 16時40分

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23日、観察者網は、台湾軍の関係者がF-16V戦闘機について、中国のJ-20戦闘機と1対1で戦えば必ず勝てると発言したと報じた。写真はJ-20。

2019年9月23日、観察者網は、台湾軍の関係者がF-16V戦闘機について、中国のJ-20戦闘機と1対1で戦えば必ず勝てると発言したと報じた。

記事は、台湾メディアの23日付報道を紹介。民進党の立法委員が「台湾が購入したF-16Vブロック70は第4.5世代戦闘機で、大陸のJ-20は第5世代戦闘機と言われている。F-16がJ-20と対した場合について、台湾空軍はどう認識しているか」と質問した。

この質問に対して台湾空軍の劉任遠(リウ・レンユアン)参謀長は「戦闘性能や武器弾薬の評価では、大陸のJ-10、J-11、Su-30、Su-35よりもわれわれのF-16の方が優れている。また、J-20とは性能面で拮抗している。J-20にはステルス性能があるが、どれほどかは実際のデータが出ていないので分からない。もし1対1の戦闘ならば、絶対的にやっつけられる」と答え、台湾の厳徳発(イエン・ダーファー)国防部長も「F-16のJ-20への対応は問題ない」との見解を示したという。

記事は、「J-20が披露されて以降、台湾軍は常にF-16VがJ-20に対抗し得るという幻想を抱き続けてきた」とし、厳氏の前任者である馮世寛(フォン・シークアン)前国防相や前の空軍参謀長も同様の発言をしていたと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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