蒋介石の孫、中台統一を呼びかけ!?「統一された強大な中国を」―中国メディア

Record China    2013年7月26日(金) 6時47分

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24日、中国・広東省中山市の孫中山記念堂で第2回海峡両岸中山フォーラムが開幕した。同フォーラムには、蒋介石の孫で国民党副主席の蒋孝厳氏ら中国本土・台湾・香港から集まった500人以上の来賓が参加した。写真は蒋孝厳氏。

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2013年7月24日、中国・広東省中山市の孫中山記念堂で第2回海峡両岸中山フォーラムが開幕した。同フォーラムには、蒋介石(ジアン・ジエシー)の孫で国民党副主席の蒋孝厳(ジアン・シャオイエン)氏ら中国本土・台湾・香港から集まった500人以上の来賓が参加した。中国新聞社が伝えた。

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講演者として招かれた蒋孝厳氏は、「これまで台湾と中国本土は、交流を断絶していた時期がありましたが、2009年からは交流が活発化し、目を見張るような変化がありました」と、近年の中台関係について触れた。その後、「革命はいまだ成功していない。わが同志は、余の著した『建国方略』『建国大綱』『三民主義』および第一次全国代表大会宣言によって、引き続き努力し、その目的の貫徹に向け、誠心誠意努めていかねばならない」という“国父”孫文(スン・ウェン)の遺言を暗誦して彼の功績を振り返ると、場内は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。

最後に同氏が、「中山先生(孫文を指す)が逝去してから88年、中国は発展し、大きな変化を遂げました。我々はこれに慢心することなく、さらに前へ進まなければなりません…着実な基礎の上に前進を続け、統一され、強大で現代化された中国を作り上げようではありませんか!」と呼びかけて講演を締めくくると、場内には再び熱烈な拍手が沸き起こった。

今回、同フォーラムは「孫文の精神を発揚させ、中華振興のために手を携えよう」というテーマで開催された。蒋氏以外の講演者も中国と台湾の結束強化を呼びかける発言を行っており、中台関係の更なる発展が期待される。

※蒋介石(ジアン・ジエシー):中華民国期の政治家で中華民国総統。国民党を率いたが共産党との内戦に敗れ、1949年に台湾に逃れた。(翻訳・編集/碧海)

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