Record China 2013年7月24日(水) 19時23分
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26〜27日、安倍晋三首相がフィリピンのマニラを訪問する。中国メディアは「中国をけん制する意図は明白だ」としている。資料写真。
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2013年7月23日、参院選に勝利してねじれ国会を解消した日本の安倍晋三首相が、26〜27日の日程でフィリピンのマニラを訪問する。比外務省によれば、安倍首相は同国のベニグノ・アキノ大統領と会談し、両国の協力関係や地域問題などについて話し合い、両国の戦略的パートナーシップをより一層確かなものにするという。中国国営・新華社(電子版)国際チャネルの報道。
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日比両国はいずれも中国との間で領有権に関する問題を抱えている。また、米国を除けば、日本はフィリピンにとって数少ない戦略的パートナーだ。2012年には同国最大の貿易相手国に位置づけられた。さらに、経済協力開発機構(OECD)によれば、日本は同国にとって最大の政府開発援助(ODA)供与国であり、2011年の援助額は5億9330万ドルに上る。日本の首相がマニラを訪れるのは2006年12月以来のことで、第1次安倍内閣時の安倍首相がマニラを訪問している。なお、記事では「今回のフィリピン訪問は中国けん制を意図したものであることは明白だ」と伝えている。
安倍首相のフィリピン訪問に先立ち、現地では「西フィリピン海(南シナ海)を守る」との名目のもと、NPO団体が設立された。「中国の南シナ海における周辺弱小国への横暴に対し、世界規模で抗議する」として、24日にデモを行うことを宣言している。フィリピン国内では中国大使館前で5000人を集めて抗議集会を行う予定。当日、同大使館領事部は対外業務を停止する。デモについて、比外務省は18日、「政府が支持したものではない」としているものの、「民主国家であるフィリピンでは国民には平和的な手段で抗議の声を上げる権利があるはずだ」との声明を出している。(翻訳・編集/岡田)
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