Record China 2013年7月23日(火) 22時10分
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22日、参議院選挙に勝利した安倍首相が25日から東南アジア3カ国を訪問することが分かった。中国の専門家は日本が中国の周辺国を自国側に取り込もうとしていると指摘している。資料写真。
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2013年7月22日、人民日報(電子版)によると、安倍首相率いる自民党が参議院選挙に勝利したが、その安倍首相が25日から東南アジアを歴訪する。マレーシア、シンガポール、フィリピンの3カ国を訪問し、シンガポールではバイデン米副大統領とも会談する予定で、尖閣諸島の領有問題における立場を重ねて言明するとみられる。
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安倍首相の東南アジア歴訪について、中国国際問題研究所の阮宗澤(ルアン・ゾンザー)副所長は中国中央テレビのインタビューに対し、日本が再三にわたって日米関係を確認しようとし、中国の周辺国を自国側に取り込もうとしていることは、自分自身への自信のなさを示していると指摘した。
また、訪問先は地図上から見ると空洞化しているとされ、中国と韓国が除かれていることには何らかの意図があると指摘されている。阮副所長は、日本の外交は米国への依存、中国周辺国の取り込み、中国に対立する姿勢といった特徴が明確になっているとし、日本と同様に中国との間で領有問題が激化しているフィリピンを訪問することからもそうした特徴は明らかだとしている。(翻訳・編集/岡田)
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