Record China 2020年2月19日(水) 0時20分
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17日、鳳凰網は、一家3人でマージャンをしていた家族が、暴力的な取り締まりを受けたことを伝えた。これに対し、中国のネットユーザーから非難の声が多く寄せられた。写真はマージャン。
2020年2月17日、中国メディアの鳳凰網は、一家3人でマージャンをしていた家族が、暴力的な取り締まりを受けたことを伝えた。
中国湖北省孝感市の自宅で親子3人がマージャンをしていたところ、近所の人に通報されたのか、赤い腕章を付けた感染症予防の取り締まり係官が現れた。係官はこの家の中に入ると、何も言わずにいきなりマージャン牌を地面にたたきつけた。これに怒った息子が、マージャン牌を係官に投げつけた。
その後、息子は外に出されて係官から平手打ちを受けた。マージャンテーブルも引きずり出されて破壊されたという。息子は、「家族で一緒に食事をするのもダメなのか?」と疑問をさしはさんでいる。
この時に撮影された動画を見た中国のネットユーザーからは、「これはいくら何でもやりすぎ」「警告をすることは構わない。が、どんな資格があって他人の財産を破壊するんだ?」「違法に他人の家に侵入し、財産を破壊する。これは強盗事件として処理すべき」など、暴力的な取り締まりを非難するコメントが多く寄せられた。
また、「紅衛兵の復活だ」「赤い腕章を付けて、他人の財産を破壊し、他人の命は雑草のように見なす。まさに紅衛兵そのものじゃないか」など、文化大革命の時期に全国で激しい破壊活動を展開した学生組織を思い出した人も少なくなかった。
ほかには「家族でマージャンをしていることのどこが悪いというのだ?」「家族は普段からマージャンをしていなくても一緒だ。なぜマージャンが加わるとこのような扱いを受けるのか」との指摘もあった。(翻訳・編集/山中)
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