2013年7月18日、北京晩報によると、8日夜、30歳の男性、武建同（ウー・ジエントン）さんはiPhone4を充電中に電気ショックを受けて倒れた。一命は取りとめたものの、いまだに意識不明の状態だ。

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当時の状況について武さんの妹は、「兄がiPhone4を充電しようと充電器を繋いだところ、『ショートした』と叫ぶ声が聞こえた。振り返ると兄はすでに床に倒れ、口から泡を吹き、痙攣していた。慌てて充電器を引き抜くと、手に痛みを感じ、指先から足の先まで電流が流れる感じがした」と話す。

武さんの妹によると、充電器は正規品をなくしたため、武さんが新しく用意したものだという。充電器の外見はiPhone5のものに似ているが、USB接続部分がゆるく、接続部分は3ミリメートルしかなかった。

アップルが提携している部品メーカーの関係者は、「携帯電話を充電する時、充電器の電圧は220Vから5V前後まで下がる。これは、人体が耐え得る36Vよりもはるかに低い。もし携帯電話から漏電しても、それによって死亡することはあり得ない。ただし、海賊版の充電器を使用した場合は、問題が起きる可能性がある」と話す。

iPhoneの感電をめぐっては、先日、中国南方航空の客室乗務員の女性が、充電中の通話が原因とみられる事故で亡くなっている。（翻訳・編集/北田）