2013年7月16日、台湾の人気アーティスト、ジェイ・チョウ（周杰倫）による監督・主演映画「天台RooFToP」が、中国での公開から5日間で6700万元（約11億円）の興業成績を記録。映画に全力投球したジェイは、年内に新譜リリースはしないことを明らかにしている。NOWnewsが伝えた。

中国では「天台愛情」のタイトルで今月11日から公開された。5日間で6700万元（約11億円）の興業成績を記録し、中国で公開されたミュージカル映画としては、昨年の英映画「レ・ミゼラブル」の6200万元（約10億円）を超えて歴代トップ。台湾でも1000万台湾ドル（約3300万円）超えは目前となっている。

同作では音楽もジェイ自ら手がけている。映画公開と同時に、劇中で使用した13曲とBGM22曲を収録したサントラCDもリリース。デビュー以来、アルバムのリリースは1年1回のペースを守り続けるジェイだが、今回は映画に全力投球したこと、最新ツアー「魔天倫演唱会」を開催中であることから、年内はお休みを発表。サントラCDを今年のリリース作品として数えたいという。ファンの期待に応えるため、「来年は必ず」と早くも宣言している。

「天台RooFToP」は今月19日から、アメリカなど北米地区、アジア各国など19カ国で公開予定。先月に開催された第12回ニューヨーク・アジア映画祭（NYAFF）ではクロージングフィルムに選ばれ、好評を集めている。（翻訳・編集/Mathilda）