Record China 2013年7月16日(火) 17時40分
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15日、フィリピン外交部は、「フィリピンは南シナ海問題において中国と協議を続けることは不可能だ」と表明した。資料写真。
2013年7月15日、フィリピン外交部は、「フィリピンは南シナ海問題において中国と協議を続けることは不可能だ」と表明した。中国新聞網が伝えた。
フィリピン外交部の報道官は同日、中国の南シナ海の主権における強硬姿勢を批判する声明文を公表した。同報道官は「中国側は、協議を行う前に南シナ海全域が中国のものであると認める必要があると明確にしている。中国側がこの姿勢ではフィリピンは中国と協議を続けて行くことは不可能である」と述べた。
フィリピンのアルバート・デルロサリオ外相も先日、ベルギーで開かれた討論会に参加した際、南シナ海問題で中国を非難した。同時に「フィリピンは平和的に解決できるよう政治や外交手段を駆使したが、今は国際的な仲裁機関に解決をゆだねるほか道はない」と述べた。
これに対し、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は12日の定例記者会見で、「中国は断固として国家の領土主権と海洋権益を保護する。海洋紛争に関しては一貫して話し合いによる協議を支持している。中国側はフィリピンに対し協議を提案しているが、回答は得られていない。フィリピンは一方的に協議の扉を閉ざし、国際社会で中国を攻撃している。フィリピンは世論を間違った方向に導くことをやめるべきだ」と反論している。(翻訳・編集/内山)
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