イェール大元学長が中国の大学を批評、「人類史上最大のお笑い草」―米華字メディア

Record China    2013年7月16日(火) 23時0分

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14日、米イェール大学の元学長が同大学の学報に「人類史上最大のお笑い草だ」と中国の大学を批評する記事を寄稿した。資料写真。

2013年7月14日、米華字メディア・多維新聞によると、米イェール大学のベンノ・C・シュミット・ジュニア元学長が同大学の学報に中国の大学を批評する記事を寄稿した。これをきっかけに米国の教育界において中国の大学に関する議論を呼んでいる。

シュミット元学長は「講義や教員、学生、校舎が多いだけ」とし、中国政府とその下部機関によるランキングや「世界トップ100大学」のようなものばかりが評価の尺度になっていることについては「経済的な成功を教育的な成功と勘違いしている」と指摘。中国人がそうしたランキングにプライドを感じてさえいることを「これは人類史上最大のお笑い草だ」と痛烈に批判した。

また、中国の大学における試験でのカンニングや論文の盗作、データの改ざんなど学術界の不正に関しては、「政権が腐敗すると、政府機関や社会機関もショッキングな腐敗や不正を起こすものだということを私たちはこれまでの経験から知っている」とした。

さらに「現代中国の教育者は尊敬に値しない。特に一部の知名度の高い教授だ」と指摘。中国の大学には本当の意味での学術的な自由はないとし、「政治に寄り添い、一部の人間の利益に迎合することは、大学における知と真理の探求を阻害する」と中国の大学を厳しく批判した。(翻訳・編集/岡田)

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