Record China 2007年4月20日(金) 18時28分
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2007年4月19日、黒龍江省牡丹江市の綏芬河(すいふんが)に41万尾の鮭の稚魚が放流された。日本海で成長した後、3年後に戻ってくる。
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2007年4月19日、黒龍江省牡丹江市の綏芬河(すいふんが)に41万尾の鮭の稚魚が放流された。稚魚たちは元気一杯に日本海に向って泳いで行き、今度この川に帰ってくるのは3年後になるという。ここでは19年間にわたり毎年欠かさず稚魚を放流しており、放流数は823万尾に上る。
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放流された鮭は中国名「大馬哈魚」、ビックパシフィックサーモンと呼ばれる希少な種類で、黒龍江省に上ってくる大型の鮭。川で生まれて海で育ち、産卵のためにまた戻ってくるが、環境の変化や乱獲のせいで激減し、生態系に少なからず影響を与えているとも言われている。漁業資源を回復させるため、母川へ回帰する特徴を利用して稚魚を放流し続けている。
放流した稚魚は孵化後およそ半年間養殖し、体長5cmほど。孵化の技術は国際レベルを誇り、繁殖率90%以上。放流の成果が現れ、近年では放流を始める前の10倍、数千匹が帰ってくるようになったそうだ。(翻訳編集・WF)
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