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8日、米国科学アカデミーは同日発表した研究報告で「中国北部の大気汚染物質の量は南部に比べて55%多く、住民の平均寿命は5.5年縮まる恐れがある」と発表した。写真は山西省太原市。
2013年7月8日、英BBC放送(中国語電子版)によると、米国科学アカデミーは同日発表した研究報告で「中国北部の大気汚染物質の量は南部に比べて55%多く、住民の平均寿命は5.5年縮まる恐れがある」と発表した。
報告は1981〜2000年、中国90都市で実施した調査結果を元に作成された。それによると、ばい煙やスモッグなどに含まれる微粒子物質の量は、中国北部が南部に比べて55%多かった。報告は「北部で実施された冬季の暖房用石炭配給が原因とみられる」と指摘。北部住民の平気寿命は5.5年縮まる恐れがあると予測した。寿命が縮まる原因として、心臓や呼吸器系統の疾患が挙げられた。
北部地域での石炭配給は80年以降実施されていないが、「北部では継続的に石炭の大量使用が続いている」としている。(翻訳・編集/AA)
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