中国メディア・環球時報は28日、「来たる国慶節の国外旅行先として日本などが人気を集めている」と報じた。

建国記念日である10月1日から7日までの1週間、中国では春節と並ぶ大型連休「国慶節」を迎える。記事は、「下半期で最も貴重な休暇となるため、すでに多くの人が旅行商品を予約している。南京市にあるいくつかのオンライン旅行代理店のデータによると、旅行を予約した客の中でも国外へ旅行する人の割合は全体の6割を超えている」と紹介した。

中国旅行大手のシートリップ（Ctrip、携程）によると、国慶節の国外のツアー旅行先として今年最も人気なのは日本となっている。2位以下にはタイ、イタリア、ロシア、米国、トルコ、インドネシア、ドイツ、オーストラリア、英国が続いた。

また、今年の国慶節は国内旅行への関心が昨年を大きく上回っているという。現時点でのツアー旅行先の人気都市ランキングは1位から順に蘭州、西寧、ウルムチ、エジン旗（内モンゴル自治区）、北京、麗江、昆明、三亜、桂林、張家界となっており、個人旅行先では三亜、広州、成都、上海、北京、重慶、西安、アモイ、麗江、珠海の順で人気となる見込みだという。（翻訳・編集/岩谷）