中国、新たに南京大虐殺の生存者10人を認定―中国メディア

Record China    2013年7月8日(月) 8時40分

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6日午前、南京大虐殺記念館で、岑洪桂(ツェン・ホングイ、89歳)ら10人は南京大虐殺生存者証明書を受け取った。6日、新華網は記事「中国、新たに南京大虐殺の生存者10人を認定」を掲載した。写真は南京大虐殺記念館。

2013年7月6日、新華網は記事「中国、新たに南京大虐殺の生存者10人を認定」を掲載した。

6日午前、南京大虐殺記念館で、岑洪桂(ツェン・ホングイ、89歳)ら10人は南京大虐殺生存者証明書を受け取った。最年少で76歳、最高齢で92歳となる。岑さんは任命されたからには、自らが体験した悲惨な歴史をより多くの人に伝える責任があると話している。

南京大虐殺記念館の朱成山(ジュー・チェンシャン)館長は時間とともに生存者の数は減っており、現在存命している生存者は200人足らずしかいないとコメントした。記念館と南京大虐殺生存者援助協会は近年、生存者に関する情報収集を積極的に進めている。

生存者の認定はきわめて厳格なもので3つの条件があるという。第一の条件は大虐殺当時、南京にいて日本軍の暴行を直接見聞していること。第二にはっきりと過去を覚えており、虐殺の歴史的事実と合致していること。第三に本人が被害を受け、傷跡などが残っていることの3点となる。(翻訳・編集/KT)

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