意外?中国外交部が突然この2カ国を称賛―中国メディア

Record China    2019年8月22日(木) 12時0分

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21日、参考消息は、中国外交部が定例記者会見にて突然2つの国を称賛したと報じた。写真は、カンボジアのプノンペン。

2019年8月21日、中国メディアの参考消息は、中国外交部が定例記者会見にて突然2つの国を称賛したと報じた。

記事は、20日午後に行われた同部の定例記者会見の様子について、「いつものように舌戦と弁論に満ちていた。一部の国が香港問題、中国・アフリカ協力について根拠のない非難を展開し、耿爽(グン・シュアン)報道官がいずれも理路整然と回答した」と紹介。一方で「濃厚な『火薬のにおい』のほかに、意外にも2つの国が耿報道官から名指しで称賛されたのだ」とし、その国がカンボジアとフィリピンであることを伝えている。

耿報道官がこの2カ国を称賛した理由について記事は、カンボジア政府が18日に各種形式のネット賭博免許発給の全面禁止を発表したこと、フィリピン政府もネット賭博営業免許の新規発行を当面停止することを挙げた。そして「一見、中国とは関係なさそうに思えるが、実際はその逆」とし、インターネットの発展に伴い、近ごろ外国の賭博プラットフォームが中国人を不法に雇用し、専ら中国人をターゲットにしたオンラインカジノを作っていると解説した。

その上で、中国政府による名指しの称賛を受けたことに2カ国のメディアも反応し、21日に耿報道官のコメントを引用しつつ「ネット賭博営業許可に対する規制に、中国が大いに称賛を示した」などと報じたことを紹介している。(翻訳・編集/川尻

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