Record China 2013年6月24日(月) 8時40分
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18日、長きにわたり、中国の製造業が米国の紡績、アパレル、玩具や電子業界メーカーに大打撃を与えてきたが、刷毛やブラシを扱うメーカーだけは違うという。写真は北京の百貨店で開催された化粧品ブランドのプロモーション。
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2013年6月18日、ブルガリアのメディアによると、長きにわたり、中国の製造業は米国の紡績、アパレル、玩具や電子業界メーカーに大打撃を与えてきたが、刷毛(はけ)やブラシを扱うメーカーだけは違うという。20日付で環球時報が伝えた。
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ブラシの種類は非常に多く、その用途も多岐にわたる。過去数十年間、中国は歯ブラシ、ほうき、モップ、塗装用刷毛といった主だったブラシにおいて遅れをとっており、豚のたてがみを抜くといった業界の末端部分でのみ支配的な状況を保つことができた。米国ブラシ業協会の代表者は「この仕事は汚く臭い」ため、「西テキサスでイノシシを捕まえ、さらにそこから毛を抜くなどやりたい者はいない」という。
07年に米不動産市場が崩壊し、それに伴う経済の衰退が、安い中国製ブラシの輸出を後押しする形になった。だが不思議にも、アメリカにはなお200社以上のブラシメーカーが存在している。これらの企業は、変わらぬ品質と技術革新で中国との競争に応戦している。玩具やTシャツなどと違い、ブラシメーカーの主な顧客は専門業界だ。その関心は価格だけではなく、品質にある。また、チョコレートに光沢をつけるビーバーの毛を用いたブラシや、熱い油の入った鍋をきれいにする耐熱ブラシなどは中国製品にはまねできない技術を用いている。(翻訳・編集/中原)
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