中国メディアの環球網は7日、「日本には行かない！日韓が争う島が韓国人の人気旅行地に」と題する記事を掲載。韓国の報道を基に、竹島（韓国名：独島）に訪れる韓国人が増加していると伝えた。

韓国・聯合ニュースは7日、「最近、SNSで“独島旅行”をテーマとした投稿が相次いでいる」と伝えた。友人らと竹島を訪れた“証拠写真”をアップしているという。

記事で紹介されたある男性は、2人の小学生の娘と旅行したといい、「家族と一緒に独島に行くことは人生の目標の一つだった。休みの予定と日本の経済報復が重なったため、絶対に行こうと思った」と語っているという。

また、ある女子大学生は2泊3日の日程で、同級生4人と共に竹島を訪れた。友人は竹島で太極旗（韓国国旗）を振っている写真を撮影したという。大学生は「日本が韓国に経済制裁を加えてから、日本旅行には行きたくなくなった。今、独島を旅行することには意味がある」と語ったという。

韓国外交部は5日、日本を訪れる韓国人に向け「日本国内の嫌韓集会・デモ場所への訪問を自制し、身辺の安全に留意せよ」とのメール配信サービスを開始。6日の定例記者会見でも、必要があれば日本旅行の制限措置も検討するとの考えを示していた。日本の対韓輸出規制を受け、韓国では日本旅行をキャンセルする人が相次いでいると報じられていた。（翻訳・編集/北田）