<中華ボイス>職業倫理もない「裸官」は恥さらし!―中国社会問題専門家

Record China    2013年6月22日(土) 19時20分

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19日、中国社会科学院農村所社会問題研究センターの于建[山榮]氏は、「執政者が政治体制を信じられないことは残念な事だが、職業における倫理すらないのは恥さらしに他ならない」と発言した。写真は今年3月、北京市で行われた第12期全人代第1回会議。

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2013年6月19日、中国には妻や子供たちとすべての資産を海外に移し、何かあれば身一つで海外に逃げることのできる、いわゆる「裸官」と呼ばれる中国の高級官僚たちが100万人以上いるとみられている。

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中国社会科学院農村所社会問題研究センターの于建[山榮](ユー・ジエンロン)氏は「端午の節句に、国家行政学院の高官100人余りを相手に講義をした。私は、“なぜ今多くの官僚が汚職に手を染め、『裸官』が横行しているのか?彼らは、政権の体制安定を信じず、政権が崩壊する前に甘い蜜をかき集め、いざとなったら国外に逃亡しようとたくらんでいる者と、今の体制が永久に続くと考え、長い物にまかれていれば安泰だと信じている者の2種類いる。執政者が政治体制を信じられないことは残念な事だが、職業における倫理すらないのは恥さらしに他ならない”と彼らに伝えた」と自身の講義を紹介した。(翻訳・編集/内山)

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