Record China 2019年8月6日(火) 0時20分
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中国の広東省博物館で来館者が記したメッセージが物議を醸している。中国メディアの人民網などが3日付で伝えた。
問題のメッセージは、今月17日に館内のゲストブックに書かれたもの。その内容は、「あれこれ注意してくる」スタッフへの不満で、「物を食べるのもダメ。子どもが走り回るのもダメ!子どもに自由に気持ちを解放させないのか」「走るのがどうした?飛び跳ねるのがどうした?恐竜に触るのがどうした?ダメなのか!?」などとつづられ、「客は神様じゃないのか!?子どもは違うのか!?」と訴えている。
博物館は1日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントでゲストブックの書き込みの写真を公開し、「博物館でマナーを守ることは他人への尊重でもあります。マナー順守は子どものうちから(教えましょう)」などとツイートした。
ネットユーザーからは、「じゃあ、子どもが展示物を壊したら親が責任を取るんだな?」「博物館は飛び跳ねる場所ではありません」「走り回りたければ草原に行け」「来館者は神様ではない」「飲食は専用スペースで。子どもは分からないとしても、親も分からないのか?」など、批判の声が殺到している。
また、人民網が3日午後8時から開始した「博物館で子どもが飛び跳ねるのを許すべきか」というネットアンケートには、5日午後2時の時点で13万8000人ほどが回答。93.6%が「許すべきではない。マナーを守るべき」を選び、「安全なら良い」(6.4%)を大きく上回った。コメント欄では、「こんなアンケートをするとは」「『良い』を選んだ人がいるというのが驚き」などが多くの共感を集めていた。(翻訳・編集/北田)
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