<サッカー>惨敗が映し出す中国サッカー、“中途半端なプロ化”の混乱―米華字紙

Record China    2013年6月20日(木) 14時50分

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17日、米華字紙・僑報は記事「中国サッカーはいかにして“悪循環”から抜け出すのか」を掲載した。中国サッカーは日本とほぼ同時期にプロ化したが、不徹底な改革はむしろ中国サッカーを後退させるものとなった。写真は15日、中国代表対タイ代表の一戦。

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2013年6月17日、米華字紙・僑報は記事「中国サッカーはいかにして“悪循環”から抜け出すのか」を掲載した。

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15日、サッカー中国代表対タイ代表の親善試合が行われた。格下相手に必勝を期して臨んだ中国代表だが、若手主体のタイ代表に1対5と完敗した。試合後、サッカーファンが選手が乗る予定のバスを取り囲む暴動騒ぎも起きたほか、メディア、世論は「屈辱の敗戦」を喫した代表を激しく批判している。

米華字紙・僑報は過去20年間で中国代表がアジアの一流という地位から三流にまで転落した要因を“中途半端なプロ化”に求めている。中国サッカーのプロ化は1994年、Jリーグから遅れることわずか1年だが、飛躍的な成長を遂げた日本とは真反対にその地位は転落していった。

プロ化したといっても中国のサッカー人口はまったく増えず、日本の数十分の一という水準にとどまり、タイにも遅れをとる始末。一方で八百長や審判買収といった問題がつきまとうようになった。先日のタイ戦でも監督更迭論が高まる中、選手はやる気を見せなかったと批判されている。なんらかの目的のために意図的に手を抜くという点で八百長とよく似ているのではないかとの見方もある。(翻訳・編集/KT)

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