Record China 2013年6月19日(水) 13時50分
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18日、北朝鮮の崔龍海特使訪中の余韻はいまだ続いている。韓国メディアは17日、崔氏が中国側に合同軍事演習を提案し、遠回しの拒絶を受けたと報じた。資料写真。
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2013年6月18日、北朝鮮の崔龍海(チェ・リョンヘ)特使訪中の余韻はいまだ続いている。韓国メディアは17日、崔氏が中国側に合同軍事演習を提案し、遠回しの拒絶を受けたと報じた。
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中国国防部の関係者は17日、環球時報に対し「韓国メディアの報道には根拠がなく、中国の朝鮮半島問題における立場と異なっている。中国は不戦、不乱、非核の立場を一貫して強調している」とコメントした。
韓国・中央日報は17日、中朝軍事交流に詳しい人物のコメントとして「先月北京を訪問した北朝鮮の崔龍海特使が中国との合同軍事演習を提案し、中国軍幹部から難色を示された」と報じ、崔特使は訪中時に、朝中合作友好と長年にわたる両軍の友好関係を名目に合同演習を持ちかけたが、事実上これを拒否されたと伝えた。
また、同紙は、崔特使が事前に中国軍幹部との面会を取り付けることができず、帰国を2度延期して宿泊先のホテルで待機していたとも伝えた。過去の北朝鮮訪問団に対する歓待とは大きく雰囲気が変わり、「血の同盟」を率いた世代の指導者がこの世を去るにつれて、中朝関係は薄弱になりつつあると報じている。
一方で、同紙は中韓の軍事関係の親密さを伝え、鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀本部議長が韓国空軍のC-130輸送機で訪中し、北海艦隊視察の際に専用機の提供を受けたことや、年内に韓国海軍の崔潤喜(チェ・ユンヒ)参謀総長と空軍の成日煥(ソン・イルファン)参謀総長も訪中し、関係の拡大を予定していると報じた。
遼寧社会科学院朝鮮・韓国研究センターの呂超(リュー・チャオ)主任は17日、環球時報の取材に対し、「韓国メディアの北朝鮮報道には根拠のないものが多く、宣伝手段の一つとなっている。中国が北朝鮮の要求を拒否したと報じることで、中国と韓国の協力の重要性を際立たせ、中朝関係に大きな変化が生じ、中国が北朝鮮を見限ったと伝える。この手の報道は、世論に迎合して行われるものだ」とコメントした。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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