素行不良などでビザの取り消しを受けた中国人留学生、国別で最多の77人―カナダ

Record China    2013年6月18日(火) 12時50分

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17日、カナダへの留学生のうち、素行不良などの理由で12年に学生ビザの取り消しを受けた留学生は492人に上り、国別で最も多かったのは中国人留学生の77人だった。資料写真。

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2013年6月17日、カナダ市民権・移民省によると、カナダへの留学生のうち、素行不良などの理由で12年に学生ビザの取り消しを受けた留学生は492人に上り、国別で最も多かったのは中国人留学生の77人だった。カナダの華字紙・明報が伝えた。

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昨年学生ビザの取り消しを受けた留学生492人の国別の内訳は、中国77人、インド39人、パキスタン31人、ナイジェリア29人、シリア20人などだった。

同省のスポークスマン、レミー・ラリヴィエール氏は「大部分の留学生はビザの規定を守って学習のためにカナダを訪れているが、一部には学習する気がまったくない学生も存在している。中には、学校に一度も出席せず、学業とまったく関係ないことをしている者さえいる」と実態を明らかにした。

ラリヴィエール氏によると、現在のカナダの留学システムでは、学生は学習の意欲があることの証明と、受け入れ側の学校が発行した入学許可証、留学期間中の生活費の支払いが可能であるとの財産証明さえあれば、学生ビザの申請ができることになっている。

このシステムの下では、カナダ到着後の留学生の追跡確認ができず、実際に就学しているかどうかだけでなく、授業に出席しているかどうかさえ確認のしようがないという。このため、カナダに到着後の留学生の動向を監督・追跡できるシステムの早急な確立が求められている。(翻訳・編集/HA)

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