<中国人が見た日本>日本から何を学ぶか?京都に行けば分かる!

Record China    2013年6月16日(日) 8時50分

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14日、中国で著名な建築デザイナーで、集美組建設デザイン機構の林学明総裁は、「日本から何を学ぶか?京都に行けば分かる!」と題した論説を中国紙に掲載した。写真は京都。

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2013年6月14日、中国紙・広州日報は、中国で著名な建築デザイナーで、集美組建設デザイン機構の林学明(リン・シュエミン)総裁の「日本から何を学ぶか?京都に行けば分かる!」と題した論説を掲載した。以下はその内容。

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「日本から何を学ぶか?」これは大きなテーマだ。中日景観交流団の一員として日本に赴いた私は、そこで大きな衝撃を受け、多くの感慨が生まれた。

京都は現存する日本で最古の都市であり、平安時代の趣きや風習を色濃く残している。このような都市がもし中国にあったのなら、「改造」されているだろう。京都市を全体的に眺めると、非常に素朴で落ち着いた都市に見える。その色調も街全体の景観を意識しており、鳥居の色だけが最も鮮やかで、青灰色の町並みとの対比は見事だ。30年前の北京がそうだった。しかし、今は伝統的な青瓦がすっかり消えてしまい、軽佻(けいちょう)浮薄な色に変わっている。京都を見れば、日本人が伝統文化を尊重していることがよく分かる。

訪日中、日本の建築デザイナーとも交流を持ったが、彼らは中国の現代建築がまだ意志の表現段階にあり、民族の発展と成長を具象化しているとの認識を持っている。日本人はエコロジーと環境保護を考え、建築と自然の融合を目指している。エコ社会の建設を求めている中国は日本に学ぶべきだ。われわれは理性回帰を考える時期に来ているのだ。(翻訳・編集/本郷)

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