Record China 2013年6月13日(木) 21時30分
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12日、江蘇省南京市の空港で航空機に搭乗する男性乗客が通路で喫煙。彼が持っているはずのライターを捜索するため、全搭乗客が再度安全検査を受けるはめになった。資料写真。
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2013年6月12日、江蘇省南京市の南京禄口国際空港で、たった1個のライターのために離陸が1時間半も遅れる騒動が発生した。13日付で現代快報が伝えた。
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12日朝、あるネットユーザーがマイクロブログ・微博に「深セン航空ZH9297便は乗客もすでに全員搭乗し、離陸の準備に入っていたが、乗客の1人が搭乗する直前に喫煙していたとの通報が空港職員からあった。この乗客は喫煙の事実を認めなかったため、すべての乗客が機内持ち込み手荷物と共に機内から降ろされ、空港ロビーで再度安全検査を受けることになった」と書き込んだ。
同紙記者が事実関係を確認したところ、搭乗を始めた乗客たちのなかにタバコを吸っている男性を空港係員が目撃。これを注意したところ、その男性は「タバコなど吸っていない」と否定したという。乗客がライターを所持して機内に入ることは安全上許されないため、再度安全検査を行ったと深セン航空側は説明している。
2度目の安全検査で乗客の身体や手荷物からライターは発見されなかったため、乗客は全員搭乗。同便は1時間半の遅れでようやく離陸した。問題のライターは吸い殻と共に搭乗ゲートから機内に続く通路で発見された。再度安全検査を受けることになり、「犯人」の男性があわてて捨てたものと思われる。南京禄口国際空港の安全検査職員は「なぜライターが検査を通過したのか分からない」と発言。ライターの持ち主の男性には本来ならば法律にのっとり、200元(約3100円)の罰金が科せられるが、今回のケースは男性が事実を認めておらず、その場でライターが見つかっていないため、罰せられないという。(翻訳・編集/本郷)
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