難攻不落の日本市場、韓国「3大武器」が大躍進=ブームに頼らない実力がカギ―韓国メディア

Record China    2013年6月11日(火) 20時30分

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8日、韓国・朝鮮日報は、日本市場で躍進する同国の商品やアーティストに関する記事を掲載した。写真は北京市にあるサムスンのスマートフォン広告。

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2013年6月8日、韓国・朝鮮日報は、日本市場で躍進する同国の商品やアーティストに関する記事を掲載した。9日付で中国ネットが伝えた。

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2009年、韓国・現代自動車は8年にわたる日本市場進出に幕を下ろした。同社は2012年に全世界で700万台を販売したが、日本進出の8年間に日本国内で販売した台数は1万5000台しかない。

LG経済研究院の李主席研究員は「今現在、日本で最も売れている韓国関連の商品はキムチだ。日本には韓国を劣等国とみる偏見がまだ存在する。また、日本の消費者は世界一厳しいといっても過言ではない。このような状況下で韓国企業の日本進出は不可能な挑戦と言える」と指摘した。

ところが2013年、難攻不落の日本市場で韓国の「GALAXY S4」、「LINE」、「BIGBANG」の「3大武器」が大躍進。これらの特徴は、日本市場にマッチしているというよりは、日本市場を牽引しているといった方が適切だろう。これらは今までの韓流ブームに便乗する戦略とは異なり、実力で日本市場を開拓している。

先月15日には、東京で行われたNTTドコモの2013年夏モデルスマートフォン発表イベントで、同社の加藤薫取締役社長は夏モデルのツートップとして、サムスンのGALAXY S4とソニーのXperia Aを紹介した。

一方、韓国のIT企業大手・NHNの日本法人が提供している「LINE」も成功を収めている。日本メディアの報道によれば4月10日時点のユーザー数は4500万人を超えた。

そして、韓国人アーティストのBIGBANGも上述の韓国製品に劣らない活躍を見せている。所属事務所によると、BIGBANGは今年11月に日本の6大ドームツアーを予定しており、15公演で72万1000人の動員を見込んでいる。これは、日本の海外アーティスト最多動員数にあたる。

韓国の音楽評論家は「BIGBANGはすでに韓流の範疇を超えた。韓国の人気ドラマ『冬のソナタ』の韓流ファンをターゲットとしたバージョン1.0の東方神起や、AKB48のようなアイドルグループが少なかった点を狙い発展したバーション2.0の韓国のガールズグループとは違い、BIGBANGはK−POPや韓流に頼らず、世界に通用する音楽で日本市場を開拓しているバージョン3.0のアーティストと言える」と語った。(翻訳・編集/内山)

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