北京には約16万人の「蟻族」―中国メディア

Record China    2013年6月11日(火) 0時28分

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8日、社科文献出版社が出版した「中国青年発展報告2013」によると、北京市には約16万人の「蟻族」(大学卒業後も満足な職につけずに集団で住む若者)が暮らしているという事実が明らかとなった。写真は北京市の「蟻族」が多く住む地域。

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2013年6月8日、社科文献出版社が出版した「中国青年発展報告2013」によると、ざっと概算して北京には約16万人の「蟻族」(大学卒業後も満足な職につけずに集団で住む若者)が大学周辺や流動人口が集中して居住するエリアで暮らしているという事実が明らかとなった。こうした「蟻族」の平均月収は4133元(約6万6068円)で、居住面積が10平方メートル以下のものが7割近くを占める。京華時報が伝えた。

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調査結果では、「蟻族」の平均月収は4133元(約6万6068円)で、市全体の従業員月収平均4672元(約7万4684円・2011年度)を下回り、その差は539元(約8616円)となっている。

また「蟻族」の居住環境は劣悪で、1人あたり居住面積が「10平方メートル以下」のものが67.8%を占め、平均面積は6.4平方メートル、平均賃貸料は518元(約8277円)となっている。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)

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