麻生太郎氏「何考えてんだ」イタリアを批判、中国ネット「まさに日本版トランプ」「五十歩百歩」

Record China    2020年3月26日(木) 15時10分

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麻生太郎財務相が24日、新型コロナウイルスへの対応をめぐりイタリアを批判したことについて、中国のネット上ではこれまでの麻生氏の発言と比較する声が相次いで寄せられている。写真は日本の国会。

麻生太郎財務相が24日の参議院財政金融委員会で、新型コロナウイルスへの対応をめぐりイタリアを批判したことについて、中国のネット上ではこれまでの麻生氏の発言と比較する声が相次いで寄せられている。

麻生氏は、「2月の終わりにサウジアラビアのリヤドでG20の財務大臣・中央銀行総裁会議が始まった時にこの(新型コロナウイルスの)話は出たんですが、もう全く反応ありませんから。『だって俺のところ感染者いねえから』みたいな。ヨーロッパはそうだったんですよ、あの頃は。それが1週間したらいきなりG7の財務大臣会合の電話会談をやろうと申し込んできましたので、何考えてんだって。イタリアがいろいろ言うから、つい1週間前隣の席で『何の関係もない』って、『あれは黄色人種の病気で俺たちの病気じゃない』って誰が言ったんだって。お前が言ったんじゃないのかって。何考えてんだって言ったのが、この間の第1回の会議です」と述べた。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で中国メディアの環球時報やVista看天下の公式アカウントがこれを報じると、中国のネットユーザーからは、「欧州は本当に腹の中ではうぬぼれている」などと強く非難する声が上がった。

また、「麻生氏は本当にはばかりなくなんでも話す。まさに日本版トランプ大統領だ」という声や、「彼は欧米が新型コロナウイルスの流行を無視したことで東京五輪が延期に追い込まれたことを恨んでいるのだろう」との声も出た。

一方で、中国では、麻生氏が10日の参議院財政金融委員会で「武漢ウイルス」と数回発言したことが物議を醸していた。そのため、「彼自身『武漢ウイルス』と言ったのでは?」「五十歩百歩だ」「あなたもたくさん言ってますよ」といった声が多数寄せられている。(翻訳・編集/毛利)

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