アカデミー会員の品格を保て!商業活動を禁止―北京市

Record China    2007年4月16日(月) 17時26分

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2007年4月15日、北京市で行われた切手集販売記念記者会見において、中国科学協会副主席・中国科学院常務副院長の白春礼氏はアカデミー会員は科学精神の体現者であり、その品格を守るため、商業活動に従事することは禁止されていると述べた。

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2007年4月15日、北京市で行われた切手集販売記念記者会見において、中国科学協会副主席・中国科学院常務副院長の白春礼(バイ・チュンリー)氏はアカデミー会員は科学精神の体現者であるため、コマーシャルなどの商業活動に従事することは禁止されていると述べた。

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白氏は、アカデミー会員は科学知識の研究・普及だけが責務ではなく、科学精神を体現する任を担っている。科学精神が社会に及ぼす影響は科学技術そのものよりもずっと重要だ、とコメントした。近年、一部研究機関では研究費申請の材料として、所属するアカデミー会員の数を競うような風潮があるが、アカデミー会員とはそのように軽々しくもてあそんでいい存在ではないと批判した。アカデミーの品格を保つため会員はコマーシャルなどの商業活動に従事することを禁じられているという。

白氏のインタビューは、中国のアカデミー、中国科学院・中国工程院の100名の会員の写真を集めた切手集の発売記念記者会見でのもの。発売元の中関村郵便局・白桂蓮(バイ・グイリエン)局長はアカデミー会員を100人も集めた初めての切手集であり、価値は極めて高く、収集家の注目を集めているとコメントした。(翻訳/編集・KT)

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