Record China 2019年7月17日(水) 12時10分
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中国メディアの澎湃新聞は16日、「日韓が互いを攻撃する“言い訳”に北朝鮮が使われている」と報じた。資料写真。
中国メディアの澎湃新聞は16日、「日韓が互いを攻撃する“言い訳”に北朝鮮が使われている」と報じた。
日本政府の対韓輸出規制強化が物議を醸す中、注目されるのは安全保障問題。自民党の萩生田光一幹事長代行は今月初めに「(日本が韓国に輸出した)化学物質の行き先が分からないような事例がある」と発言。安倍首相も7日に出演したテレビ番組の中で、「韓国は制裁をきちんと守っていると主張するが、国家間の約束を守らない状況では、(北朝鮮に対する)貿易管理規定も破るだろうと考えるのは当然」などと述べ、北朝鮮に横流しされている可能性を暗に指摘した。
これに対し、韓国は強い反応を示した。韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相は9日、国会答弁で「安倍首相がどのような意図や根拠を持って話したのか、政府レベルで抗議を含めて質問したが、(日本側から)返事が来ていない」とし、「われわれが長らく維持してきた安全保障の秩序を揺るがしかねない危険な発言だ」と批判。産業通商資源部は日本側の主張について「全く根拠がない」と述べた。
澎湃新聞はこうした背景を紹介した上で、「韓国は反論するだけでなく反撃に出た」と紹介。韓国・聯合ニュースが、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁委員会の2010年から今年までの報告書を分析したところ、「北朝鮮への輸出が禁止されている物資がたびたび日本から北朝鮮に流入していることが分かった」という。また、「韓国が安保理決議に違反した事例は見つからなかった」とも指摘した。澎湃新聞は「(聯合ニュースの)記事にはわざわざ武器関連の写真まで添えられていた」と伝えた。(翻訳・編集/北田)
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