校長がホテルに生徒を連れ込む……教員による女子児童暴行事件が続々発覚―中国

Record China    2013年5月31日(金) 21時22分

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30日、中国全土で学校における性的被害事件が続発し、20日間で少なくとも8件発生。学校教員による性犯罪が次々と明らかになっている。写真は海南省万寧市の事件が起きたホテルなど。

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2013年5月30日、星島環球網によると、中国全土で学校における性的被害事件が続発し、20日間で少なくとも8件起きている。

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8日、海南省万寧市で「校長と公務員が女子児童6人を連れてホテルにチェックイン」という事件が起きた。中国全土を騒がす大ニュースとなったが、その後、児童が被害者となった同様の性的被害が次々と明らかになっている。

15日、安徽省では小学校校長が過去12年間に9人の女子児童に性的暴行を加えていたとして起訴されたことが報じられた。18日には同じく安徽省で男性小学校教師が7歳の女子児童にわいせつ行為を行ったことが発覚。20日には山東省の幼稚園で警備員による園児へのわいせつ行為が発覚。

21日には河南省で54歳小学校教師が1〜3年生の女子児童ほぼ全員にわいせつ行為を行っていたと報じられた。同じ21日に湖南省で小学校教師によるわいせつ事件が発覚。22日には広東省で小学校校長による女子児童暴行事件が報じられた。27日には同じく広東省で教師によるわいせつ事件が発覚している。

これらの事件を見ると、教師が長期間にわたり性犯罪を行っていたケースが多い。8日の事件を皮切りに続々と明らかにされたわけだが、なぜこれまで問題が発覚しなかったのか。

21世紀教育研究院の熊丙奇(シオン・ビンチー)副院長は、中国の教育は人生の美しい側面を強調することにばかり力を注いでおり、悪い問題は父母に伝えなければならないということを教えていないのではないかと指摘。いかにして自分を守るのかを、子どもたちに対して教育していく必要があると話した。(翻訳・編集/KT)

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