Record China 2013年5月28日(火) 14時31分
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27日、「旧日本軍の従軍慰安婦は必要だった」などとする自身の発言を受けて、日本維新の会共同代表で大阪市長の橋下徹氏が日本外国特派員協会で記者会見を行った。写真は2012年10月、中国最年長の慰安婦とされた山西省太原市在住の女性・尹玉林さんの葬儀。
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2013年5月27日、「旧日本軍の従軍慰安婦は必要だった」などとする自身の発言を受けて、日本維新の会共同代表で大阪市長の橋下徹氏が日本外国特派員協会で記者会見を行った。
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会見は3時間近くにわたった。その中で、沖縄県の在日米軍に風俗業活用を勧めた発言については「不適切だった」と撤回して謝罪したが、旧日本軍による従軍慰安婦をめぐる発言については、メディアの誤報を主張した。この日は慰安婦問題について、「女性の尊厳と人権をじゅうりんする決して許されないもの」とし、元慰安婦に対して「誠実な謝罪とおわびを行う」と発言した。
一方で、橋下氏は「戦場の性の問題は旧日本軍に特有なものだったわけではない。第二次大戦下の諸国にも存在した」との考えは堅持。仏・AFP通信はこれに対し、「持論の根拠や証拠を提示していない」と報じている。橋下氏はさらに、戦前の日本が国家ぐるみで組織的に女性を拉致して人身売買に関与し、直接的に慰安施設の運営をしていた証拠はないとも訴えている。
会見を終え、各中国メディアも以下のような見出しでその内容を伝えた。「橋下徹:国家ぐるみの慰安婦強制連行を再び否定」(香港衛星TV局・フェニックステレビ)、「橋下徹:日本政府は慰安行為を強制していない、慰安婦拉致もない」(中国新聞社)、「橋下徹:日本は侵略の事実を認め、必ず謝罪すべき」(中国国営TV局・中央電視台)、「橋下徹“慰安婦必要論”の撤回拒否、マスコミの誤読と主張」(新華社通信)、「橋下徹、米軍を侮辱した発言に謝罪」(ヤフー香港)。
中国の一般からも“中国版ツイッター”を通じて多くの反響が届いている。以下にその一部を紹介する。
「このような発言をする者には必ず天罰が下るであろう。日本の政治家たちも、心の中ではわかっているはずだ。しかし、口から出てくるのは正反対のデタラメばかり。これでは動物と同じだ。史実に向き合わず、過去の罪状を認められない政治家は、日本を泥沼にはめるだけだ」
「橋下さん、だったらば、ご自身の奥様と娘さんを慰安婦にしてくださいな。それがあなたの意に添うことでしょう?」
「彼のこの発言が、政治家としてどのくらいの支持を集めるのかに関心がある。その数によって、日本社会にどのくらいの右派支持者がいるのかがわかる」
「第二次大戦中の醜悪な行為について、日本の歴史教科書からほとんどの記述が省かれていること。史実に対する無知がすべての根源だと思う!」(翻訳・編集/愛玉)
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