Record China 2013年5月27日(月) 20時5分
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24日、米副大統領が中国を批判するようなスピーチをしたことで、中国人留学生が謝罪を要求していることに関して、中国でも議論が高まっている。資料写真。
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2013年5月24日、英BBC中国語サイトによると、米国のバイデン副大統領がペンシルベニア大学の卒業式で「異なる思考ができない、自由に呼吸できない国」などと中国を批判するようなスピーチをしたことで、中国人留学生が連名で抗議し、謝罪を要求している。
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この謝罪要求について、中国のネット上でもSNSやミニブログ「微博」で議論が高まっている。中国国際ラジオ放送アナウンサーもこの件についてコメントしており、「問題はスピーチの内容が正しいかそうでないかではない。あの場で中国を批判することが適切かどうかだ」とし、政治を持ち込むべきではない卒業式でのバイデン副大統領のスピーチは不適切だと指摘している。
しかし、副大統領のスピーチに批判的な見方も多いが、謝罪要求に懐疑的な意見はそれ以上に多いのも事実。ある人は「米国の定義では、バイデン副大統領には批判する権利があり、中国人留学生にも抗議する自由があるのだろう」とコメント。また、ある人は「バイデン副大統領のスピーチの中国に関する部分を訳してみた。言っていることは正しいし、中国を侮辱する意図もないじゃないか」とコメントしている。
その他、清華大学の学内紙・清新時報の微博公式アカウントは「謝罪を求めるべきかの結論を急ぐべきではない」とし、「自らを弱者として扱ってばかりではいけないし、自らを省みるようにすべきだ」と冷静に判断することを求めている。また、ある人は「バイデン副大統領に謝罪を求めるのなら、各地の教師や校長による児童強姦についても中国の教育部長に謝罪を求めて“自由な呼吸”を証明して見せろ」とコメントしている。(翻訳・編集/岡田)
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