<調査>国際社会における影響力、中国に対するマイナス評価が過去最大に―英メディア

Record China    2013年5月23日(木) 19時20分

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22日、世界25カ国を対象に行った国際社会における国の影響力のイメージ調査で、中国に対し「マイナス」の評価を下した回答の割合が、調査を開始した05年以降で最大を記録した。写真は上海。

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2013年5月22日、BBCの海外向け放送「BBCワールドサービス」が世界25カ国を対象に行った国際社会における国の影響力のイメージ調査で、中国に対し「マイナス」の評価を下した回答の割合が、調査を開始した05年以降で最大を記録した。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。

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調査は、BBCワールドサービスが世論調査会社グローバルスキャンと米メリーランド大学国際政策意識プログラム(PIPA)に委託し、2012年12月〜2013年4月に、全世界2万6299人に対し、対象とした25カ国の影響力が「プラスか、マイナスか」を聞いた。

その結果、中国に対して「マイナス」の評価を下した割合が最も高かったのは68%を記録したフランスで、米国、ドイツ、スペイン(いずれも67%)と続いた。日本の中国に対するマイナス評価の割合は、昨年よりも14ポイント増加して64%、韓国は61%だった。

また、オーストラリアは、昨年は中国に対して「プラス」の評価(61%)がマイナス評価(29%)を大きく上回っていたものの、今年はそれぞれ36%、55%と一転した。

中国に対して最も高いプラス評価を下したのは、前年比5ポイント増のパキスタン(81%)で、以下ナイジェリア(78%)、ガーナ(68%)、ケニア(58%)と続いた。

一方、北朝鮮に対しては、中国はプラス評価とマイナス評価が共に32%だったが、日本はマイナス評価が92%、プラス評価が0という一方的な結果だった。北朝鮮に対して最も高いプラス評価を下したのはガーナ(48%)だった。

調査全体では、最も評価が高かったのはドイツ(プラス評価59%、マイナス評価15%)で、逆に最も評価が低かったのは昨年同様イラン(マイナス評価59%)で、続いてパキスタン(同56%)、北朝鮮(同55%)だった。

また、調査全体の中国に対するプラス評価の割合は42%(前年比8ポイント減)、マイナス評価の割合は39%(同8ポイント増)で、調査を開始した05年以降でマイナス評価が最大となる厳しい結果となった。(翻訳・編集/HA)

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