Record China 2013年5月20日(月) 10時28分
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18日、パキスタンのカシミール州で、水力発電プロジェクトに従事する中国人マネージャーが、イスラム教の聖典であるコーランを冒とくしたとして、1000人近い現地住民の襲撃に遭い、現地警察に保護された。 資料写真。
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2013年5月18日、パキスタンのカシミール州で、水力発電プロジェクトに従事する中国人マネージャーが、イスラム教の聖典であるコーランを冒とくしたとして、1000人近い現地住民の襲撃に遭い、現地警察に保護された。
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AFP通信によると、李平(リー・ピン)という名の中国人男性が、パキスタン人医師の所持品を投げ捨てたところ、その中にコーランが含まれており、会社内で暴動が起こったという。パキスタンでは、神を冒涜した場合、暴徒と化した住民に殺害されることもあるという。
現地警察は取材に対し、「医師と会社との間で部屋の退去問題が起こり、激高した中国人男性が医師の家財を投げ捨てた」と語っている。
その中にコーランが含まれていたことから抗議行動が起こり、社外からも集まった約1000人が事務所を攻撃し始め、命の危険があるとして、警察は中国人男性を保護した。事件が起こったのは、イスラム教の礼拝がある金曜日だった。
パキスタンと中国は良好な関係を築いており、多数の中国企業とエンジニアがパキスタン国内でエネルギー開発に従事している。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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