<北朝鮮>制裁受け冷え込む中朝貿易、国境の町・中国丹東市を直撃―英紙

Record China    2013年5月17日(金) 9時46分

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14日、英紙フィナンシャル・タイムズは記事「冷え込む中朝関係が辺境都市を直撃」を掲載した。中朝貿易は今年第1四半期、前年同期比14%減を記録した。写真は2012年10月、鴨緑江を挟んで北朝鮮に隣接する丹東市。

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2013年5月14日、英紙フィナンシャル・タイムズは記事「冷え込む中朝関係が辺境都市を直撃」を掲載した。

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過去3年間、二桁成長を続けてきた中朝貿易だが、ここにきて一転、マイナスに転じている。今年第1四半期の対北朝鮮輸出は前年同期比14%減を記録した。北朝鮮の核実験強行に対する制裁措置が影響している。中国の貿易額全体に占める北朝鮮の割合はわずか0.2%。中国全体には大きな影響はないが、北朝鮮との国境の町、中朝貿易の4分の3弱を担う遼寧省丹東市にとっては大きな痛手となる。

トラックやトラクターを輸出している、丹東市のある貿易企業担当者は売り上げは例年の半分まで落ち込んだと肩を落とす。減少した輸出も以前の発注に応えているだけで、新規発注はほぼゼロになっているという。

それでも貿易関係者たちは中国政府が北朝鮮との貿易を完全に断ち切ることはないと信じている。もしそうなれば北朝鮮は大きな打撃を受け混乱を招きかねないためだ。丹東市政府も貿易復活に期待をかけているようだ。輸送能力を向上させるため、現在、鴨緑江を越えて北朝鮮へと通じる新たな橋が建設中。近隣の不動産プロジェクトは一時中止となっているところも多いが、橋の建設はストップすることなく続いている。(翻訳・編集/KT)

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